こんにちは!
ライターの荒井です。
「ブログの収益化方法を知りたいけどどんな方法があるの?」
「いまいち収益が伸びていないけどほかに方法はないか?」
という疑問にお答えしていこうと思います。
ブログでお金を稼ぐということを考えるとGoogleアドセンスやアフィリエイトを思いつくと思います。
しかし、それしかやらないというのはもったいないです。
なぜなら、広告やアフィリエイト以外の手段を知っていることで
あなたのブログ収益を2倍どころか10倍に拡大することも可能になります。
もしくは、いつまでも自分にふさわしくない収益化手段しかとっておらず
結局ブログで稼ぐことをあきらめてしまいかねません。
ですので、これからお伝えする方法を参考にして、自分がどの方法でお金を稼ぐべきかを意識してくださいね。
この方法はブログのみではなく、Youtubeチャンネルで活動している人にも使える戦略なのでぜひ参考にしてください。
(Youtubeは動画版のブログととらえたほうがいいですね。特にビジネス系Youtuberは元ブロガーも多いですし)
①広告で稼ぐ

広告といっても実は2つの手段があります。
- Googleアドセンス
- 純広告
稼ぐためにはどちらもアクセス数やPV数がないといけないのですが、大きく違うのは稼ぐ金額と安定度合いに違いがあります。
それぞれについて解説していきます。
Googleアドセンス
初心者ブロガーがまず収益化の一歩として考えるのがこちらになります。
アドセンス広告のメリットとデメリットは一言で言うと、
手軽に始められるけど稼げる金額は非常に低い
ということであり、具体的には以下の通りです。
- ほとんどのジャンルのブログで収益化できる
- 販売の必要がない
- 広告主から記事の内容を制限されない
- 厳密には禁止ではないが、恋愛ジャンルは審査落ちしやすい
- 稼げる金額は低い(10万PVで1万円程等)
ということになります。
そのため、Googleアドセンスは最初の収益を稼ぎ、
「自分もネットから収入を得ることができた」
という経験を得るための手段としてはおすすめですが、ブログを活用して本気で稼ぎたい人にはお勧めしません。
純広告
単純に、自分のブログサイトに広告を掲載する
というやり方になります。
キュレーションサイトやニュースサイトに掲載されている
バナー広告を自分のブログでやるということですね。
広告主がいて、契約に従って自分のサイトのスペースを広告枠として貸し出す
というやり方になります。
- 安定収益を狙える(固定で月5万円とか)
- 交渉次第で収益を増やせる
- PV数が高くないと契約できない
- 広告主から執筆内容の制限を受けることがある
安定収益化できるというのは契約期間を交渉し、長期で固定的な収入を得ることができるということですね。
半年や1年の契約を結んでその間毎月5万円~10万円といった交渉ができます。
自分のPV数がさらに上がったタイミングで広告枠の単価UPを交渉したり、PV数を増やすことでおのずと収益が上がっていきます。
デメリットについては当然のことなのですが、
そもそもPV数が高い=ある程度有名でないと契約することができませんし、
広告主の意向に沿わない記事を書くことができなくなるということですね。
あなたのサイトに広告を載せたいという人・会社なのでそこまで大きな制限を付けられることはあまりないと思いますが、それでも批判的な内容などは書けなくなります。
②アフィリエイトで稼ぐ

アドセンスで収益を上げた人が次にやる稼ぎ方だと思います。
ブログで稼ぐ=アフィリエイトというイメージもありますが、改めて説明していきます。
アフィリエイトの主な種類は以下の通りです。
- ECサイトアフィリエイト
- EC以外(ASP)アフィリエイト
- オプトイン(無料オファー登録)アフィリエイト
これらについて、順番に解説していきます。
物販(ECサイト)系アフィリエイト
物販系アフィリエイトとは、
- 楽天
- Amazon
等の大型通販サイトのアフィリエイトです。
- 無理なく紹介できる
- 通販サイトなので怪しさがない
- 報酬単価が低い(売上の3%~10%)
- 高価格商品は売りにくい
デメリットの面が致命的な部分もありますが、物販系アフィリエイトは基本的にはやるべきですね。
理由は、
- 単価が低くても稼ぎになるならやるべき
- ブログに商品紹介リンクすらないのは逆に不親切
ということが挙げられます。
例えば、このサイトでもおすすめ書籍の紹介をします。
書籍をおすすめですと紹介しておいて、
「じゃ、書籍名で検索して各自購入してね」
というしめくくりでは読者にとってあまりに不親切ですよね。
「いや、(アフィリでもいいから)リンク置けよ!」
と僕なら普通に思います。
EC以外のASPアフィリエイト
アフィリエイトで稼ぐということになると、基本的にはこちらを最優先でやることになります。
現在(2020年)ではアフィリエイト市場の伸びとともにあらゆるジャンルのアフィリエイトが存在しています。
5年前くらいであれば情報商材や金融系の商材のイメージが強かったかもしれません。
しかし、今は「高単価で稼ぎやすいジャンル」といっても以下の通り幅広いジャンルがあります。
- ビジネス:副業・起業塾、アフィリエイト塾
- 転職サイト:プログラマー、医療、総合職
- ツール・IT:レンタルサーバ、メルマガツール
- 恋愛:恋愛塾、結婚相談所、恋活アプリ
- スポーツ・エンタメ:音楽教室、ギター演奏ノウハウ、ゴルフ上達ノウハウ等
- 美容・健康:整体法、コンプレックス解消
- その他:退職代行・・・etc
アフィリエイトで大事なのは、これらのジャンルの中から
「あなたのメインキャッシュポイントになる商材はどれか?」
ということを決めてしまって、
「できるだけ紹介する商品を絞ってその商品への導線を常に引いておく」
ということです。
詳しくはアフィリエイトの記事で解説しますが、アフィリエイトを開始する前に決めておきたいことは
- 自分のサイトでどのジャンルの商品を紹介するか?
- ジャンルの中で実際に購入してみてどの商品が一番自分のブログに合って
いるか
ということを意識して紹介する商品を設定してください。
僕のサイトもメインの商品は一つに絞って紹介していきます。
アフィリエイトで今から参入して稼ぐためには1ブログ1メイン商品ということを徹底すれば、少ないPVでも稼げるサイトになります。
アフィリエイトについての戦略や稼ぎ方の詳しい内容についてはこちら
@執筆中
オプトインアフィリエイト
少しマイナーなアフィリエイトになりますが、
- 本気でやれば月収10万は可能
- メルマガ集客への練習になる
ということもあり、分けて紹介します。
オプトインアフィリエイトとは、メールマガジンを紹介して登録してもらうことで報酬が発生するアフィリエイトです。
- 無料なので、登録(成約)されやすい
- 報酬単価は低いわけではない
- ブログだけで稼げる(販売の仕組みなしでよい)
- 稼げる系が多い
- 案件探しに手間がかかる(大手ASPに掲載がない)
- 報酬条件が厳しいことがある
メリットとデメリット含めて別の記事で詳しく紹介していますが、
オプトインアフィリエイトの使い方だけ言うと
- メルマガ集客の練習として使わせてもらう
- 自分のメルマガ読者で反応のない人に紹介する
ということになります。
③自分の商品を販売する

ブログをやっている人が全て広告やアフィリエイトで稼がないといけないわけではありません。
自分がこれまで培ってきたスキルを使ってサービスや商品を販売してもいいです。
むしろ、専門的なスキルがある人は下手にアフィリエイトをするよりもこちらのほうが収益化がしやすいです。
具体的には以下のような自分の商品を販売することで収益を拡大することができます。
- 情報商材
- システム
- コミュニティー
- コンサル型サービス
これらについて順番に解説していきます。
オリジナルの情報商材を売る
例えば、以下のような自分が何か人がうらやむ実績を立てることができたという場合はそのノウハウを販売することができます。
- モテまくって複数の女性と付き合った
- 高収入エリートの旦那と結婚
- 月収10万円以上を副業で稼いでいる
- 転職して高収入のホワイト企業に入った
これらの人からあこがれられる実績があれば、
「その方法を全て教えます」という形で情報商材として販売することができます。
- 不労所得化しやすい
- 原価がかからない
- 100万円払ってもなりたいくらいの実績が必須
- セールスライティングスキルが必須
- 怪しい商売をしていると思われやすい
簡単に言うと、売れるようになると時間の自由を得ながらお金が稼げるが、稼ぐのが難しい。ということです。
情報商材の作り方と販売方法については別の記事でまとめていますので確認していただければと思います。
@執筆中
システムを作って販売する
IT系、エンジニア系のブロガーの人が単純にブログを書くだけではなく、自分でツールを開発して販売することで収益を拡大することができます。
ニッチながらも痒い所に手が届くようなツールを作ったり、有力な人と組んだりして自分のツールを販売することができるからです。
ツール販売の具体例としては以下の通りです。
- 物販、せどりの仕入れ分析ツール
- メルマガ、LINEツール
- WordPressテーマ
- SNSの管理、効率化ツール
これらのツールはありふれているので、今更儲からないのでは?
ということを思うかもしれませんが、実際は手を変え品を変え常に上記のようなツールは新しく出続けていて、しかも売れ続けています。
今の自分か昔の自分が欲しがるようなツールを作れば売れる可能性が高いということです。
システム販売のメリットデメリットは以下の通りです。
- 情報商材よりは売れやすい
- 継続課金で収益安定も可能
- 制作に時間がかかる
- バグの修正、バージョンアップを継続する必要がある
コミュニティーを作って販売する
コミュニティーというと、オンラインサロンをイメージされることが多いです。
オンラインサロンは今の時代でいろんな人がやっているのでイメージがしやすいかもしれません。
多くのサロンは月額課金で主催者とメンバーの交流や主催者からの知識提供を受けられる。
という内容です。
オンラインサロンで稼ぐというのは初心者のブロガーには全くお勧めできません。
というのも、オンラインサロンがおすすめな人というのは
- 憧れを想起させるような実績がある人
- インフルエンサー等の有名人
- 独自の専門性や人脈がある人
という人たちなのです。
もし、あなたがわかりやすい実績や独自の人脈などがあるのでしたら、ブログからサロンへ誘導していくことで大きな収益を得ることができます。
但し、月額で課金していく以上は
「常にお客さんに価値提供する」
ということを考えないといけません。
なぜなら月額課金などのサブスクリプション型ビジネスは
失客率最小化を考えていないと一気に稼ぎが減ってしまいます。
もう少しかみ砕いて言うと、
毎月サロンに所属する理由を作れていないと稼げない
ということになります。
そのため不労所得を欲している人には向かないですし、
その分野のことが好きで、人との交流が好きでないと収益が上がりません。
課金上限ありのコミュニティ
情報商材に近い部分がありますが、オンラインサロンとは違い
きまった金額でコンテンツを学び放題、メンバーと交流し放題
という形にします。
こちらのやり方は
・まとまった収益が見込める
・期限があるので常に新しい価値提供は必要ない
・オフラインイベント以外は自動化ということも可能
というメリットがあります。
コンサル型サービスの販売
あなたに直接指導しますというサービスを販売する方式です。
このやり方をお勧めする
- コンテンツを作らなくてもいい
- 高単価でも売れる
- 成果報酬型にすれば指導実績なしでも売れる
- 直接人から感謝されやすい
- 指導した経験からコンテンツを作れる
- 最も労力がかかる方法
- 実績出るまで単価UPができない
- 実力と収入が直結する
ブログをある程度書くことができる時点で、コンサル型のビジネスは始めやすい方法だと思います。
自分の実績があるジャンルでノウハウを人に直接丁寧に教えたり、指導するサービスは高単価であっても売れやすいです。
何かの悩みに対して懇切丁寧に指導してもらうということは、実績の高い人にはやってもらえないことです。
つまり、コンサル型サービスは永遠にニーズがあります。
何より成果を出したときに人から喜ばれやすいというのは見逃せないメリットだと思います。
その反面コンサル型というのは基本的には一番労力がかかります。
なんとなくコンサルのイメージとして、
「こうすればいいですよ」というアドバイスするだけの人
というイメージをしてしまっていませんか?
実際にコンサル型のビジネスをしてみるとわかるのですが、アドバイスだけではお客さんは納得も行動もしてくれません。
何か行動してもらうにしても、分析結果とかあなたの経験とか説得できる材料が必須になります。
特に、有名人でもない状態では、
- サイト制作の代行
- 雑用の手伝い
- 常に電話相談可能にする
といった非常に労力がかかる事もしないといけません。
実際、僕自身もコンサル型のビジネスを展開していますが、
「価格・商品戦略立案+LP制作+ステップメール制作+セールスレター制作」
というネットでのビジネス立ち上げから自動で売り上げが上がる仕組み全部をサービスとして提供しています。
これは僕自身がつい最近起業したばかりであるということもありますが、
一旦実績を出し程度のレベルではこれくらいは労力をかけて当然なのです。
また、コンサル型のサービスは良くも悪くも結果を出せるかどうかということに自分の収入が直結します。
結果を出せば実績に使える(お客さんとの交渉は必要ですが)ということもありますし、成果報酬型ならダイレクトに影響します。
単価を上げるためには当然それだけの価値を(お客さんに稼がせた実績等)を説明できないとできません。
④メルマガを発行する

メルマガを発行するというのは直接的、間接的な収益化ができます。
メルマガによる収益化は主に3つです。
- 有料メルマガを発行する
- メルマガに広告を入れる
- メルマガで商品販売する
特におすすめなのがメルマガで商品を販売するということですね。
有料メルマガとメルマガに広告を入れるということについては、個人やブロガーでは、まったく再現性がないやり方になってしまうので、ここでは特に解説もしません。
ただ、メルマガで商品販売をするということについては有力な収益化手段です。
このメルマガから商品を販売するのは大きく分けて二つあります。
- メルマガでアフィリエイトする
- メルマガから自分の商品を販売する
細かい違いややり方については別記事で解説するとして、メルマガによる商品販売は、以下のメリットデメリットがあります。
- 収益を拡大できる(高単価な商品も売れる)
- 濃いファンになってもらえる
- 限定の特典などでクロージングできる
- 仕組みづくりが大変
- 維持費がかかる
- ライティング難易度が高い
メルマガによる商品販売の魅力は高単価な商品を自動で販売できるということです。
特に、ブログでは販売しにくい情報商材や悩み系の商品を販売することができます。
その反面、メルマガの構築は専門スキルのレベルなので、僕のようなコピーライターや専門のマーケターの知識が必要になることがほとんどです。
⑤外部・リアル活動を使う

あなたが今ブログを運営しているのであれば、それをリアル活動に使うというのも一つの収益化手段になります。ぜひ参考にしておいてくださいね。
具体的には以下の2つです。
- ブログを名刺代わりに活用する
- スポンサーを獲得する
ブログを名刺代わりに活用する
今はブログだけで稼ぐということよりもこちらのほうが主流になっているともいえます。
何故なら、アフィリエイトで稼ごうとするとどうしても1年以上はかかってしまいますが、この方法であれば最速で50~100記事を書いてしまえば営業ができます。
とはいえ、この方法にもメリットとデメリットがあり、以下の通りです。
- 目に見える形でスキルをアピール可能
- 自己紹介をブログに任せられる
- ブログへのアウトプットがスキルアップにつながる
- 完全に自由なことを書くと企業案件は取れない
- 実力をある程度は示せないと逆効果
- 使えるスキルが限られる
メリットとデメリットを見ればわかるのですが、基本的にはブログと相性の良い、PCがあればできる専門職向けの方法です。具体的には
- コピーライター
- デザイナー
- プログラマー
- 動画編集者
等のスキルを売りにして活動をしている人です。
コーチング系やコンサル型のビジネスをしている人も可能ではあるのですが、直接自分の商品を販売するブログを作ったほうが早いです。
スポンサーを獲得する
少しトリッキーな収益方法(厳密にはお金を借りたり、給付してもらっているだけ)ですが、ここ最近事例が出てきたので紹介しておきます。
スポンサーを獲得することのメリットデメリットは
- 収益が安定化する
- スポンサー元から仕事をもらえる可能性が高い
- 稼いでいる人の直接指導が得られる
- ブログを紹介してもらえる
- スポンサーの意向に合わせる必要が出る
- 運の要素が強い(相手にメリットを与えにくい)
- そもそも、駆け出しには難しい
ということが挙げられますので、うまくいけばラッキーというレベルです。
とはいえ、実際にスポンサーとしてお金をもらってブログを運営している人たちがいます。
ですので、ダメもとで有名な人に対して打診してみる
というのはありだと思います。
まとめ
一通りブログから収益を出す方法を紹介してきましたが、いかがでしたか?
ブログの収益で悩んでいるというあなたに新しい視点で考えるきっかけになれたら僕としてもうれしいです。
もし、ブログの収益について何か相談したいということがあればこのブログでは無料で相談を受け付けていますので、気軽にコメントなどくださいね。