こんにちは!
ライターの荒井です。
メルマガ全体のネーミングに迷っている
そもそもメルマガ自体のネーミングってどんなのがいいの?
メルマガのネーミングをどうやって考えればいいんだろう?
という疑問に対して以下の通り答えていきます。
- メルマガ全体のネーミング例
- メルマガ全体のネーミングのコツ
- メルマガ全体のネーミングの考え方
本記事の信頼性
この記事を執筆時点でメールの開封率45%を超えるメールをライティングし、50万円の商品をメールから販売した経験もあります。
という僕がこれまでの経験とノウハウを解説します。
この記事を読むことで登録され、読んでもらうメルマガのネーミングをマスターすることができます。
1.メルマガ全体のネーミング例

以下の通り。
- ブログで毎月100万円稼ぐ元月120時間残業の社畜が教える「自由へのロードマップ」
- 毎年の売上120%、利益率200%増の秘密を解説した「高収益企業経営セミナー」
- いい人が遊び人モテ男を制圧してお嬢様・キャリアウーマンを手に入れた方法
※上記タイトルはクライアントの都合上、改変が入っております
順番に解説していきます。
①のネーミングについて解説
■メルマガ名
ブログで毎月100万円稼ぐ元月120時間残業の社畜が教える「自由へのロードマップ」
■ポイント
ギャップ、ベネフィット(快適に暮らしたい欲求、お金欲しい欲求)
このタイトルは典型的な稼げる系のタイトルのようで、実際は「自由」という究極の快適欲求を刺激しています。
その部分を際立たせるために「社畜」という対極にある言葉を近くに持ってきています。
このようにお金に関するコンセプトを打ち出すときは別の欲求を紐づけておくと相乗効果を狙い、刺さりやすくなります。
②のネーミングについて解説
■メルマガ名
毎年の売上120%、利益率200%増の秘密を解説した「高収益企業経営セミナー」
■ポイント
圧倒的な実績、ベネフィット(お金が欲しい欲求)
事業主向けの内容なので、基本的にはお金に関する内容となります。
その場合は一番簡単なのが上記の通り圧倒的な実績を見せることです。
事業主を相手にするときは専門特化するか、圧倒的な実績を示すか、徹底サポートを打ち出すかのどれかで突破口を開きます。
③のネーミングについて解説
■メルマガ名
いい人が遊び人モテ男を制圧してお嬢様・キャリアウーマンを手に入れた方法
■ポイント
常識破壊、ベネフィット(勝ちたい欲求、愛されたい欲求、お金欲しい欲求)
このネーミングはおとなしい人や真面目な人が陥ってしまう「いい人だから」モテないという間違った常識を破壊しつつ欲求を刺激するタイトルになっています。
これによって実際にターゲットにしていた30台前後の理系サラリーマンから強烈な支持をいただくことができました。
若干の改変はしていますが、クライアントのご厚意で大幅な改変なしで記載しています。
2.メルマガ全体のネーミングのコツ

メルマガ全体のネーミングは興味を引いて登録してもらうという目的のみのためにつけます。
そのため、以下の通り興味を引けるような名前にすることです。
①ベネフィット+具体性+名が体性
②ギャップ
③常識破壊
それぞれについて順番に解説していきます。
メルマガに限らず、ネーミングをブランディングありきでやるのは大企業しか取れない戦略です。中小企業や個人事業主のブランディングは影響力が付いた後に行うのが鉄則。
①ベネフィット+具体性+名が体性
LP・セールスレターのヘッドコピーの部分でも解説しておりますが、最も王道的で簡単に人の興味を引くことができるタイトルの付け方です。
理由は以下の通り
- 人が興味を持つのは自分の利益(ベネフィット)
- 具体(特に数字)は目を引く言葉
- 名が体をなすと読んでもらえる
先ほど紹介したネーミング例で言えば以下の通り。
■ブログで毎月100万円稼ぐ元月120時間残業の社畜が教える「自由へのロードマップ」
→ベネフィット:毎月100万円、自由
→具体性:100万円
→名が体性:ブログで稼ぐ(自由な人)が教える自由のなり方
■毎年の売上120%、利益率200%増の秘密を解説した「高収益企業経営セミナー」
→ベネフィット:売上・利益増
→具体性;120%・200%
→名が体性:高収益企業経営セミナー
このように「ベネフィット+具体性+名が体性」はわかりやすく登録する理由を作ることができます。
②ギャップ
直感的な見た目だけではなく、文章でもギャップのある部分というのは目立つからです。
先ほどの例であれば
■ブログで毎月100万円稼ぐ元月120時間残業の社畜が教える「自由へのロードマップ」
というタイトルは、「毎月100万円稼ぐ」や「自由」と「社畜」という言葉がギャップになっています。
このようにほぼ対照的な意味合いの言葉を近くに並べておくと興味を引くことができます。
③常識破壊
非常識や常識を破壊する内容というのは興味を引きやすいからです。
自分が信じていることと真逆のことなどはどうしても好奇心をそそられてしまうからです。
紹介していた例で言えば、
■いい人が遊び人モテ男を制圧してお嬢様・キャリアウーマンを手に入れた方法
というのは、男性の中にある「いい人はモテない」という常識を破壊しています。
このように、本当は間違っている世間の常識をあぶりだすようなタイトルを付けることで興味を引くことができます。
常識を破壊するなんてあんまり再現性ないのでは?ということを思うかもしれませんが、現実には常識のほうが間違っていることがほとんどです。
一昔前では「いい学校・いい会社・いい暮らし」というバブル期の常識がまかり通っていましたが、長く続いていた不況と今回のコロナ禍で覆っていますよね。
僕が知っているだけでも他にこんな間違った常識があります。
- ギター:握力を鍛えるのが常識になっているけど実際は手を開く力のほうが重要
- 恋愛:いい人はモテないというけど、いい人ほど心に刺さる女性は普通にいる
- 営業:対面が一番成約率高いと思われているがオンラインでZOOM営業でも変わらない
3.メルマガ全体のネーミングの考え方

以下の通りです。
- コンテンツ群として訴求する
- そもそもネーミングしなくてもよい
- プレゼントと対応した名前にする
順番に解説していきます。
①コンテンツ群として訴求する
メルマガの役割が「確実にコンテンツを届けるための手段」と化しているからです。
現在は動画が主流となってきているのでどうしてもメルマガ自体を訴求するでは足りません。
紹介しているネーミング例についても、全てメルマガという名前ではありません。
- ○○講座
- ○○セミナー
- ○○の方法
といったメールに限定しないような名前を付けることを考えます。
②そもそもネーミングしなくてもよい
メルマガに登録してもらうためにはプレゼントを推すことが最重要だからです。
そもそもただの情報媒体であるメルマガにわざわざ登録してもらうのは難しいです。
登録するメリットが読者にないので。
そのため、以下のようなプレゼントを大量に配ることで登録してもらいます。
- 有料のセミナー映像
- 電子書籍
- ツール(ソフトウェア・チェックシート・テンプレート)
- 活用事例詳細
- クーポン(EC・ショップ系のみ)
- 抽選で○○プレゼント
- 商品券
上記の中で一番前面に出すのはセミナーや電子書籍などのコンテンツです。
上記プレゼント(コンテンツ含む)を受け取ってみませんか?という提案をして登録してもらうので、必ずしもメルマガのネーミングをしなくてもいいです。
③プレゼントと対応した名前にする
メルマガとプレゼントコンテンツを対応させることで、メルマガの登録率と精読率を上げる為です。
いくら興味性を煽って登録してもらったところでメルマガの内容やプレゼントの内容がぶれているとその後商品を販売しても売れません。
そのため、メルマガの名前を付けるのであればプレゼントと対応した名前にします。
まとめ
メルマガのネーミングについて具体例と、コツ・考え方について解説していきました。
この記事を基にぜひとも読まれるメルマガを作ってください!
それでは
メルマガのネーミングのコツ、楽しくなるほどと感心しながら読ませていただきました。ありがとうございました。