コピーライティング理論

メルマガで開封率を上げる件名まとめ【具体例と考え方で解説】

メルマガで開封率を上げるタイトルの付け方と具体例。開封率40%越えのタイトル実例とタイトルを付けるコツを徹底解説!
あらい

こんにちは!

ライターの荒井です。

メルマガ稼働前日にタイトルが気になってきたぬこ

メルマガで開封率の上がるタイトルってどんなの?
タイトルの付け方や考え方を教えてほしい
メルマガでうまくいったタイトルの例とかある?

という疑問に答えていこうと思います。

記事の内容
  • メルマガ開封率を上げた件名の例を4つ紹介【精読率40%越えもあり】
  • メルマガの開封率を上げる件名を作るコツを5つ紹介

記事の信頼性

この記事を書いている時点でメルマガマーケを使い半年で500万円かせがせました。また、会社員時代にもマーケティングオートメーション等webマーケを3年経験しています。

という経験から理論とノウハウを解説していきます。

この記事を読むことで、読まれるメールタイトルが理解できるようになります。

1.メルマガ開封率を上げた件名の例を紹介【精読率40%越えもあり】

以下の通りです。

タイトル例
  1. 【自己(事故)紹介します】[発行者名]の悲惨な遍歴
  2. 【この恐怖を知ってますか?】令和時代は[能力]がないと[メリット]も[ベネフィット]もできない格差社会
  3. 【女性からのLINEを公開します】魅力的な女性と付き合うと・・世界が変わる
  4. 【必見】[運営者]の苦節5年分の経験値がたった1日で手に入るとしたら?

②のみ、お客様のご厚意でそのまま公開してOKとなりました。男性向けの恋愛というジャンルですが成功したメルマガタイトルそのものなので貴重な内容です。

①のメールタイトルの解説

【自己(事故)紹介します】[発行者名]の悲惨な遍歴

  1. 実績:開封率※46.9%
  2. 場面:ステップメール2通目、自己紹介
  3. 利用テクニック:反社会性、(自虐によるウケ狙い)

※厳密にはメールのリンククリック率です。実際の開封率はさらに高くなります。

メルマガ2通目とは言え、開封率は50%に迫る数字を獲得しています。

通常、メルマガの開封率は30%程度といわれている中で2通目も高い数字を維持している成功例です。

テクニック論的にはウケ狙いと反社会性ワードによるインパクト・興味性重視のタイトル。

上記の通り、興味を持たれにくい自己紹介メールもタイトル一つで読ませることができます。

②のメールタイトルの解説

【この恐怖を知ってますか?】令和時代は[能力]がないと[メリット]も[ベネフィット]もできない格差社会

  1. 実績:開封率20.8%→、その後2万円のサービスが成約率16%
  2. 場面:ステップメール10通目、商品販売後2通目
  3. 利用テクニック:恐怖性、問いかけ(トレンドキーワード)

このメールはその後読んだ人の大半を購入に向かわせることができたクロージングメールです。

ちなみに、成約率16%と書いていますが、売上で言えば1か月で220万円です。サービス+コンテンツの商品だったので利益率は95%以上です。

このようにクロージングのメールでは恐怖性を活用してでもまず読ませることが大事です。

③のメールタイトルの解説

【女性からのLINEを公開します】魅力的な女性と付き合うと・・世界が変わる

  1. 実績:開封率40.8%
  2. 場面:ステップメール3通目、恋愛系メルマガ
  3. 利用テクニック:メリット

このメールタイトルは女性からモテるようになったらどのように愛してもらえるのか?という夢要素を盛り込んでいます。

ターゲットに合わせた興味やベネフィットを言葉にすると高い開封率を維持できるということです。

④のメールタイトルの解説

【必見】[運営者]の苦節5年分の経験値がたった1日で手に入るとしたら?

  1. 実績:開封率34.2%→成約率15%超(正確な数字忘れました・・・)
  2. 場面:ステップメール9通目、商品販売メール
  3. 利用テクニック:ギャップ、メリット、(簡単さ)

このメールは商品を販売するときのメールです。つまり、見てもらえないと全く売れないメルマガになってしまいます。

なお、このメルマガで販売していたのは単価1万円以上の情報商材です。成約率15%超というのは情報商材業界ではトップクラスの実績です。(まぐれだと思いますが)

この例のように人はメリットや簡単さを押されると商品を買いやすいということです。

2.メルマガの開封率を上げる件名を作るコツを5つ紹介

5つのテクニック
  1. 文字数に注意する
  2. 強調表示を活用する
  3. 興味性を重視する
  4. 恐怖を使う
  5. 緊急性を活用する

上記の通り。順番に解説していきます。

①文字数に注意する

具体的には、最初の15文字には全力を注ぎこみます。

スマホで見ると表示されるのはせいぜい15文字くらいだからです。

厳密には機種やメールアプリによって違います。

先ほどの例で言えば、以下の部分が開封されるきっかけとなっていることが多いということです。

  • 【自己(事故)紹介します】[発行~
  • 【女性からのLINEを公開しま~
  • 【この恐怖を知ってますか?】~
  • 【必見】[運営者]の苦節5年分~

この15文字の部分でいかに読者が読む理由を作れるかということです。

②強調表示を活用する

平文だけでは目を引きにくいからです。

例えば、以下のように文章だけと強調表示を入れた場合を見てみます。

  • 【自己(事故)紹介します】荒井~
  • 自己(事故)紹介します 荒井隆~

明らかに上のほうが目に留まりやすいことがわかると思います。

この強調表示の例としては以下のパターンが代表的です。

  • 【[強調したい部分]】
  • ■■[強調したい部分]_
  • ※[強調したい部分]※

上記のように記号で強調表示して目を引くことができます。

③興味性を重視する

興味性とは以下のようなテクニック・要素を入れることです。

  • 反社会性
  • 問いかけ
  • ギャップ
  • メリット
  • 無償※

※メールの場合「無料」と書くと迷惑メールになりやすいです。

これらの例については前述の例をもう一度いていただければと思います。

  1. 【自己(事故)紹介します】[発行者名]の悲惨な遍歴
  2. 【この恐怖を知ってますか?】令和時代は○○がないと××も△△もできない格差社会
  3. 【女性からのLINEを公開します】魅力的な女性と付き合うと・・世界が変わる
  4. 【必見】[運営者]の苦節5年分の経験値がたった1日で手に入るとしたら?

このようにほぼすべてのメールに興味性の要素が入っていることで売れるメルマガになります。

④恐怖を使う

読者の恐怖心や危機感をあおるようなタイトルを作るということです。

人は恐怖から逃れる時のほうが行動しやすいからです。

この恐怖を活用したメールタイトルは以下の例です。

【この恐怖を知ってますか?】令和時代は○○がないと××も△△もできない格差社会

上記のように恐怖感を煽ることで、その内容を見なくてはならないと思わせることができます。

⑤緊急性を活用する

締切や、期間限定募集などの告知を活用することです。

人は緊急性や期間の限定があってやっと重い腰を上げてくれるからです。

具体的には以下のようなタイトルになります。

  • 【本日限定募集】あなたのメールを添削します
  • 【先着10名だけ募集します】個人コンサルモニター追加募集

このように緊急性の高いタイトルを入れることで「早く開封しないと」という心理を掻き立てることができます。

⑥補足:恐怖はほどほど、緊急性はクロージング段階に移ってから

テクニック論として恐怖と緊急性を紹介しましたが、多用は厳禁です。

多用すると信頼されなくなってしまうからです。

例えば、恐怖を毎回使ってくるとこんな感じに思いませんか?

煽られてメルマガに登録したぬこ

毎回のように景気が下がっているとか、サラリーマンは稼げないとかそんなこと見たくないんだけど・・・というか、今の会社じゃじり貧なことくらいわかってるって・・・

ぬこ

もううざいわ!解除したろ!

と、緊急性を毎回使われた場合はこんな風に解除が増えます。

一方で緊急性を毎回使うと以下のような印象になります。

登録したことを半分忘れかけているアラサーサラリーマン

あ?あと10日って何のことや?

ほーん、なんか販売し始めたんか。あと10日ってまだ先やしほっとけ。

ぬこ

(10日後)

あらい

毎回毎回『あと〇日』ってええ加減うざいわボケ!どんなけ買ってほしいねん!絶対買わへんからな!

上記は少々大げさかもしれませんが、実体験として恐怖や緊急性は多用すればするほど配信解除が増えました。

まとめ

メルマガのタイトルを失敗するとどんなに魅力的なプレゼントやコンテンツをそろえても全く売れなくなります。

今回解説したテクニックや具体例を参考にして売れるメルマガを書けるようになって下さい。

それでは

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