こんにちは!
ライターの荒井です。
「プログラミングスキルを活用してネットで稼ぎたい。」
「案件を取って稼ぐだけではなく自分のツールを販売してみたい」
「ITシステムを作って継続課金で稼ぎたいけど、どういう販売の仕方があるの?」
というプログラマーの方に向けて、今回はどのようなITツールを作れば販売できるのか?どうやって販売すればいいのか?ということを解説していきます。
1.どのようなツールを制作すべきか?

以下のような考え方でITツールを作成すれば十分収益を上げることができます。(というか、僕なら販売できます)
- 自分が客として困った経験を解決するツール
- 既存のツールの改良版を販売する
①自分が客として困った経験を解決するツール
実際に自分がビジネスをやっていく中で課題に感じたり困った部分を解決するツールがあれば売れます。
例えば、現在時点で(2020年7月で)決済連携が柔軟にできるコミュニティーサイト作成ツールがあれば、十分に売れると思います。
どういうことかというと、
- オンラインサロンのプラットフォームは売上から10%~20%手数料を取られる(利益の圧迫)
- 市販ツールでは柔軟な決済連携ができず、サービスの満足度が上がらない(分割決済未対応による失客)
という悩みを解決できるツールです。
この悩みはクライアントさんからコミュニティービジネスを開始したいという相談をいただいた時に僕が切実に思ったことです。
(尚、現在PHPなどを必死で勉強して開発している最中です泣)
実際に販売するときになると、決済連携が柔軟にできるだけで成約率が倍になったりすることが普通にあります。
実際に僕が販売した案件でもテストで一括決済のみで販売した時と、本番で分割決済ありで販売した時には成約率が1.5倍以上違いました。
というわけで、決済手段の充実とスムーズな連携にはそれだけ大きな価値があります。
つまり、決済の仕組みや手段というのは僕らがやろうとしている個人ビジネスでの売上や利益に如実に影響する要素なのです。
②既存のツールの改良版を販売する
先ほどの考え方とかぶる部分もありますが、既存のツールにはないちょっとニッチな改良版のツールというのは希少価値があり、売りやすいです。
実際、先ほどの決済連携が充実したコミュニティーツールは既存のツールの改良版ともいえます。
コミュニティーシステムの作成ツールとしてCyfonsというツールを紹介していますが、まさに先ほどの分割決済や継続課金といった決済連携が難しいです。
逆にプラットフォームを活用すると月額費用が掛かったり、手数料を取られたりしてしまいます。
そこに対して、買い切り方の決済連携や機能が豊富なツールを作成できれば・・・?
ということです。
このちょっとの改良ですが、少しニッチな内容ゆえに大手企業が手を出せない領域なので、個人が開発する分には最適です。
③ビジネス活動をするうえで必須のツールを作る
この考え方でツール販売をしているのは
- せどり(物販)系ツール
- メルマガ(LINEマガジン)ツール
を販売している人たちですね。
これらのツールは自分たちがビジネスをやっていく中で悩みや課題を見つけやすい上に、使い続けることが前提のツールなので
- 継続課金(サブスクリプション)
へ発展しやすいです。
継続課金型のモデルはここ最近でビジネス書などでよくとりあげられていますが、
- 収益の安定
- 規模とともに利益を拡大しやすい
というメリットがあります。
これらのツールを作り上げるには高度な知識が必要になりますが、上記のメリットがあるので、必要な知識・経験を積んで作り上げる価値があります。
2.どのような売り方があるのか?

具体的には以下のような販売方法をとることができます。
- アフィリエイトする商品の特典として付ける
- 自作のツールをノウハウとセットで販売する
- 販売代理店・パートナー(アフィリエイター)を活用する
①アフィリエイトする商品の特典として付ける
特に情報商材のアフィリエイトをしていると商材のノウハウを実現するには
システムの活用がネックになることが出てきます。
少し昔のセールスライティング商材の例になってしまいますが
「セールスページでは限定性を強調するためにカウントダウンタイマーを付けましょう」

というノウハウがあったとして、普通の人はカウントダウンタイマーを付けるということがシステム的なハードルが非常に高くここを実装しようとしてあきらめてしまう人がいました。
そんなときにWordpressで簡単にセールスページを作成して、カウントダウンタイマーを付けれるテンプレートを配布します。
という特典を付けているアフィリエイターがいた場合はそこから買ってもらえる確率がぐっと上がります。
②自作のツールをノウハウとセットで販売する
自分のツールを販売するときに、ツール単体では価値を伝えにくい部分があります。例えば、WordpressにインストールするLP制作ツールのColorfulはツールだけではなく、
- そもそもどうやって文章執筆したらいいの?
- どんな販売戦略で自分の商品を売ればいいの?
ということを疑問に思う人に向けて、LPやセールスレターの書き方講座を
特典として提供しています。
ITツールというのは根本的には手段でしかないので、
それを使ってどのように課題を解決するべきか?
という情報のほうが重要です
そうした意味で、ツールとノウハウをセット販売するというやり方はほかの人ができない分最強だといえます。
③販売代理店・パートナー(アフィリエイター)を活用する
システムに関する商売をしている人や会社がほとんど実践している方法として、販売代理店やパートナーを使うということをしています。
これは、個人事業~中小企業だとアフィリエイターを活用するということになります。
特に継続課金型のモデルだとこのやり方でないと工数が多すぎて現実的ではないというレベルになります。
パートナーの探し方ですが、
- インフォトップなどのASPを活用する
- 自分で営業して探す
というやり方があります。
個人レベルであればアフィリエイターを募ってしまうのが一番速いです。
報酬の設定次第ではすぐに集まります。
まとめ
売れるツールについては意外と、難しく考える必要はなく、リサーチすることでわかる範囲です。
販売方法の細かい部分については別のページで解説していきますので、ぜひご参照ください。