こんにちは!
ライターの荒井です。
ランディングページでどうやって自己紹介を書けばいいのかわからない。というか、自己紹介で信頼を得たりファンを作ったりするなんて本当にできるの?
という疑問に答えるために僕が効果を出したノウハウを語ろうと思います。
- LP(ランディングページ)の自己紹介は中盤以降になる
- 経歴部分は客観的に権威性を持たせる書き方をする
- ストーリーで信念を語りファン化する部分も必要
この記事の信頼性
僕が実際に書いた「LPではその後のメルマガ3通目でコンサルを申し込みたいんですが?」という反応をいただきました。その後、半年で400万円以上利益が出ました。
1.LP(ランディングページ)で自己紹介を置くべき場所とは?

上の画像の通り中盤~後半になります。理由は以下の通り。
- LPを見る人の大半はあなたに興味はない
- あなたのファンも自己紹介を最初に見る理由はない
寂しい言い方ですがこれです。なまじ自分にファンが付いてくるとこの二つのことを忘れてしまう人がいます。インフルエンサー級の有名さがあるか、経歴自体がよほど面白い人でもない限りこれはやってはいけません。
何度も何度も口酸っぱくいっていますが、読者が興味あるのはあなたではなく、あなたを通じて獲得できるベネフィットです。
だから、読者に対してベネフィットを訴求し、あの手この手で興味を引いた後で、やっと自己紹介が出てくるということになります。具体的にはプレゼントを紹介した後が多いです。
2.ランディングページの自己紹介で経歴はどのように書くべき?

まずは例文から。
プロフィール
荒井が製作した顧客のLPより改変
[肩書名][名前]
[受難・葛藤のエピソードを客観目線で書く]
このような経験から、なんとしても[読者があこがれる状態]になると決意する。
それから[そのジャンル]の研究に没頭し、〇年で[具体的な成果]を達成する。
未だに、[ターゲット属性]ゆえに[課題]に苦労している人が多いことや、[仮想敵の活躍や世の中の理不尽さ]という現実を目の当たりにし、[肩書]として活動することを決意し、ブログによる情報発信を開始。
その後、セミナーを開催しては北海道などの全国から参加者が集まり、受講者から依頼されて個人指導を開始。
運営するブログには月間1万PV以上のアクセスが集まり、読者からの相談に乗る日々
この通り客観的に書きます。ただし、権威性をアピールできる書き方にする必要があります。ポイントは以下の通り。
- サービス(メルマガ)が魅力的に見える肩書を名乗る
- 受難や葛藤のエピソードに触れる
- 何も知らない人から見るとすごそうに見える事実
- 客観的な文章で書く
これらについて、順番に解説していきます。
サービス(メルマガ)が魅力的に見える肩書を名乗る
主な例は以下の通りです。
- 個別に徹底指導するなら「○○家庭教師」や「○○トレーナー」
- ビジネスで権威を感じてほしいなら「○○起業家」か「○○コンサルタント」
- 自由さをアピールしたいなら「旅する○○」
- 国際的な印象を与えたいなら「世界を飛び回る○○」
これらの肩書については、売れる前と売れた後に効果を発揮します。肩書に引っ張られて、お客さんの期待にこたえる形でサービスが出来上がっていくこともありました。
受難や葛藤のエピソードに触れる
自己紹介部分のすぐ後に触れる「信念」や「ストーリー」を引き立たせるためです。
後で詳しく解説いたしますが、簡単に言うと「悲劇のヒーローは誰もが応援したくなる」ということです。この「信念」や「ストーリーによる問題提起」は強力なファン化と商品の成約率UPを両立するノウハウなので必ず実践してください。
何も知らない人から見るとすごそうに見える事実
ターゲットは何も知らない人がほとんどだからです。
何も知らない人ばかりなのだから「すごそうに見える」というだけで武器になります。
例えば、月間1万PVなんて普通の人は「え?1万!?ナニソレ!?この人すごくない!?」という反応されます。(ネットビジネスを知らない人やブログを”見る側”の人に話しかけてみるとこんな反応ですよ。)
具体的に僕が使ったテクニックは以下の通りです。
- 運営しているブログは月間1万PVを超え、相談が舞い込む日々
- 日本最大級の○○コミュニティーでゲスト講演
- 自主セミナーで北海道からも客が来る
これらは事実ですが、めちゃくちゃ難しくはないレベルです。下の二つに至ってはテクニックでできます。
ゲスト講演はコミュニティーによってはタダならやらせてもらえますし、北海道から客が来るのは事実ですが、交通費払ってでもきてもらえばいいです。
要するに、事実だけどやりようによってはいくらでも作れるレベルから権威性を獲得すればいいのです。※とはいえ、お金をもらった時点で顧客への価値提供責任は生じます。だましてはいけませんので悪用厳禁です。
客観的な文章で書く
自己紹介の目的は、「信用」と「権威付け」だからです。
信頼されるには「さも記者さんが書いたかのような」客観的な文章のほうが効果的です。さらに言えば、客観的な(どっかからコピペでもしてきたかのような)文章だからこそ、権威付けが客観的に見えて効果的になります。
なので、まずは客観的な自己紹介文を書いてみましょう。おすすめの方法は、まず自分で書いてみて、よく知っている友人によんでもらい、直してもらうことです。
3.LP(ランディングページ)の自己紹介で経歴の次に語るストーリーとは?

こちらについてもまずは例文を紹介します。
「[失敗や惨めな場面を想起させるセリフ]」
メルマガのLPテンプレを紹介【僕はこのLPから420万稼がせました】https://arai01.com/lp-template/
これまでの人生で何度言われたセリフでしょうか?
今でも××だったあの時のことが忘れられず、未だに思い出すセリフです。
○○だというならなんで△△なの?
俺には**だといって##なのはなんでなんだ?
そんな疑問を持っていました。
この疑問に対する周りのアドバイスは、
「++++++++」
「++++++++」
・・・意味がわかりません。
○○であることの何がいけないんだろう?
○○ってそんなに悪いことなの?
○○なんて嫌だ!
そんなことを思いながら**の研究を続けてきました。
[想定読者が不満を感じている状況を先回りして代弁する。]
なんて理不尽な世の中なんでしょうか?
だから、○○の方法を探し続けました。
そして、見つけました。
長く苦しい5年間もの研究の末、ようやくたどり着きました。
この講座では、[夢を実現する]ために必要なノウハウや考え方を
今回お送りするプレゼントとともに徹底的に教えていきます。
私が過去に開催して好評だったセミナーなどの実録コンテンツもあります。
先ほどまでで経歴にあたる部分を書いていきましたが、客観的な経歴だけでは人はファンになってくれることはありません。直後に「自分の信念を語り、問題提起するストーリー」を語り、ようやくファンになってくれます。
考え方は以下の通りです。
- 自分がその分野で頑張るきっかけになった経験(失敗談・無力感のきっかけ)
- 自分がうまくいかなかったときの話
- 世の中に対する不条理(仮想敵)と立ち向かう自分
これらの要素が順番に並べられているとファン化しやすくなります。
簡単に言うとこれは
「崇高な目的を持ちながらも、読者の夢を阻む大きな仮想敵と戦う悲劇のヒーロ」
という演出になります。
それぞれの構成について順番に解説していきます。
①自分がその分野で頑張るきっかけになった経験
人は何か衝撃を受けた経験に人生を使います。例えば以下のようなことです。
- Webを使えば10億や100億という数字が乱降下することを知った
- セールス文章一つで人の人生を変えることができると実感した
- ファッション一つで恋愛も仕事も変わった経験
等です。
ビジネスに取り組むきっかけとなった経験があるはずです。それらがないなら副業にしても、専業にしても、続けられているはずがありません。真面目にサラリーマンをしているはずです。
その頑張るきっかけになった失敗談や打ちのめされた経験を語ってください。そうすることで共感してもらうとともに、ファン化の一歩となります。
②自分がうまくいかなかったときの話
恥ずかしがらずにうまくいかなかったときのエピソードを語ります。
理由は
- すぐにうまくいくのは不自然
- 成長ストーリーにすれば応援されやすい
ということです。
いくらきっかけがあって頑張ったとしてもすぐに結果を出せるなんてありえません(事実だったとしても不自然に感じますし、「あなただからできたんでしょ?」となります)。
また、人は成長ストーリーが大好きです。少年漫画がいまだに売れ続けていることからもよくわかると思います。
③世の中に対する不条理(仮想敵)と立ち向かう自分
これまでの経験ストーリーを総ざらいして自分のビジネスをやる理由(信念)を語ります。
理由は、お金を稼ぎたいだけでビジネスやっている人にはだれもついてこないからです。
さらに、大きな仮想敵(社会や世の中等)に立ち向かっていくという崇高な姿に人は憧れてついていきたくなります。
これがあることで、読者を自分の理想や信念に巻き込むことができます。そうすることでますますファン化が進んでいきます。
まとめ
LPで自己紹介をどこに置けばいいのか?という考え方から、例文付きで、LPの経歴と、信念を伝えるストーリーの書き方を紹介してきました。
ぜひ、ファンになってもらえる自己紹介文を作ってビジネスを加速させてください。