こんにちは!
ライターの荒井です。
「ブログから大きな収益を得たい」
「高単価な商品を販売したい」
「せっかくの獲得したお客さんと商品販売だけで終わりたくない、もっと交流したい」
という人におすすめなのがオンラインサロン等のコミュニティー型ビジネスです。
このコミュニティー型のビジネスについて作り方と売り方をそれぞれ解説していきます。
コミュニティー型ビジネスの作り方

そもそもコミュニティー型のビジネスを作る手段ってどういうものがあるの?
という疑問について代表的な手段を以下の通り解説していきたいと思います。
- 無料のツールを活用する
- プラットフォームを活用する
- コミュニティーサイト作成ツールを活用する
- サイトを作る(自分で作るor外注)
これらについて順番に解説していきます。
①無料のツールを活用してコミュニティー化する
小規模で開催しているオンラインサロンではもちろん、
大手のオンラインサロンでも無料ツールを活用しているサロンはあります。
主に使われているツールとしては以下の通りです。
- Facebookグループ(「非公開」or「秘密」設定)
- Chatwork
- LINEオープンチャット
どちらも、ビジネスで活用したことのある人が多いので、使い慣れているツールだと思います。
そのため、お客さんとしてもこれらのツールを活用してコミュニティーを作る事には特に抵抗がなく進められると思います。
これらのツールでコミュニティーを作成する場合の
メリットとデメリットは以下の通りです。
- 無料
- すぐ始めることができる
- コミュニティーへの招待は手動
- 過去のコンテンツ配信も手動
- 決済連携ができない
メリットの部分は当たり前ですよね^^;
但し、デメリットの部分はビジネスとしてとらえた時に見逃せない部分がいくつかあります。
一つは、全て手動でやらないといけないということです。
数百人単位の会員を獲得した時など特に規模が大きくなった時には自動化できる余地がないので、以下の手段を活用する必要があります。
②オンラインサロンプラットフォームを利用する
- システム構築が簡単
- 決済システムに最初から連動している
- プラットフォーム上からの集客も見込める
- 月額利用料・管理費用がかかるサービスもある
- 売上から手数料を取られる10%~20%
- 超有名サロンオーナーに埋もれる
結論から言うと、ブロガーやネットビジネス初心者~中級者にはプラットフォームを活用することはお勧めしません。
プラットフォームを活用することによるメリットは仕組みが簡単に作れるということですね。
サービスを開始するのに一つのハードルとなるのが仕組みづくりです。
決済システムをあれこれと工夫した仕組みを作成するとなると、プログラムの専門知識が必要になります。
そうした高度なスキルを必要とせずにコミュニティービジネスを開始できるという点では非常に有用です。
但し、デメリットの部分があまりにも大きすぎます。
というのも、デメリットの部分にあるのは簡単に言うと
「知名度や権威性のある人間しか儲かりませんよ」
「利益を大幅に圧縮されるから売れてきたら独自でやったほうがいいよ」
と言っているようなものなのです。
実際、プラットフォームで目立っているのは
- 芸能人
- 実業家
- アルファブロガー
という人たちばかりになっています。
それに加えて、月額利用料と管理費用が掛かるサービスを活用する場合、
最低限の人数が入らないと完全に赤字になってしまいます。
また、手数料が売上から10%~20%とられるのはあまりにも巨額すぎます。
税金ですら利益から計算されて引かれるというのに、売上から直接引かれるのはあまりにも費用としては大きすぎますね。
実際、キンコンの西野さんはプラットフォーム運営だったのを、わざわざ手間とお金をかけて自社運営に変更しています。
主なプラットフォーム
- DMMオンラインサロン
- note
- campfireファンクラブ
③コミュニティーサイト作成ツールを活用する
個人やネットビジネスをやっている人に対して一番おすすめしているのは
この方法と①で紹介した無料サービスの利用を組み合わせる方法になります。
- コンテンツの出しわけと決済連携ができる
- 手数料がかからない(正確には決済ASPの手数料4%ほどに抑えられる)
- メルマガと連動したコンテンツ配信も可能
- 仕組み構築(ページ制作や決済システムとの連携設定等)の手間がかかる
システムの仕様上の都合はありますが、こちらであれば成約なく自由にコンテンツを製作でき、維持費や手数料もかかりません。
コミュニティーサイト作成ツールとチャットツールを組み合わせて運営します。
主なコミュニティーサイト作成ツールは以下の通りです。
- Cyfons
- MyASP(スタンダートプラン以上)
この2つについてコミュニティービジネスという視点で解説していきます。
Cyfonsについて
Cyfonsは買い切り型のシステムながら、
- メルマガと連動したコンテンツ配信
- 登録○○日後にこのコンテンツを公開等のステップサイト化、
- 会員のランク別のコンテンツ出しわけ、
- PayPal決済連携(単発課金のみ)
などの機能があります。
Cyfonsを活用して期間を区切った単発課金のコミュニティーを運営したり、
継続課金決済はPayPalボタンで決済させて、課金解除とともに、こちらで
アカウントを削除する等で運用できます。
(継続課金型のコミュニティーではアカウント削除が手動なので手間にはなりますが)
自動化はできなくとも、100人、200人と個人レベルのビジネスで集められる人数であれば十分管理可能です。
MyASPについて
本来はメルマガツールなのですが、スタンダートプラン以上になるとメルマガと連動した会員サイトが作成できるようになります。
月額費用が高騰してしまうのですが、Cyfonsと比べて以下の点が優れています。
- 到達率の高い独自ドメインメルマガツールと連動したステップサイトを作れる
- 月額課金の管理が一括でできる(Cyfons月額課金の退会自動化はできない)
最初からMyASPのスタンダートプランを活用するのは月額利用料が苦しい部分もあるのでおすすめはしません。
しかし、ビジネスが軌道に乗り出して、10万円以上の売り上げを毎月出せるようになれば、現状最もおすすめな手段です。
④サイトを作る(自分で作るor外注)
ブロガーなど、個人のビジネスやネットビジネスを実践している人におすすめなのは上記の③に無料のチャットサービスなどを掛け合わせる方法です。
しかし、提供するサービスをこだわる場合は自分で作るしか方法がありません。
独自にコミュニティーサイトを作成する場合のメリットとデメリットは以下の通りです。
- 追加の商品販売や決済タイミング等売り方にかかわる部分を柔軟に対応できる
- ウェブ試験と連動させた会員サイトや、メンバーの成果報告等も可能
- サポート、不具合も全て自分で解決しないといけない
- 構築に時間(と外注する場合はお金)がかかる
メリット部分として特に見逃せないのは決済タイミングやコンテンツの販売方法を最も柔軟に対応できるということです。
これがなぜ重要かというと、
- 決済手段を柔軟にすることで販売金額が上昇しやすい
ということです。
こだわりあるサイトを作成するのは時間とお金がかかりますが、それでも
- お客さんの教育効果を最大化する
(事業の価値を高めることができる) - テスト等に参加させることで入会してもらいやすい
(収益の増加を狙える)
というメリットもあるので、最終的にはやってみる価値はあります。
コミュニティーの売り方

コミュニティー・オンラインサロンの売り方は以下が考えられます。
- プラットフォーム上で集客する
- ブログ、SNSで集客して販売する
- メルマガから販売する
- 広告を活用して集客する
これらについて順番に解説していきます。
①ブログ、SNSで集客して販売する
ブロガーやネットビジネス実践者が一番最初に思いつくことでもあります。
この方法は一番単純なのですが、以下の通りメリットとデメリットがあります。
- 追加費用がゼロで販売できる
- 集客に時間がかかる(半年以上自分のメディアを育てる時間が必要)
- 高額(高利益)なコミュニティーの場合は売りにくい
メリットはすぐに追加の費用が掛からないという部分ではいいのですが、結局、高額(高利益)なコミュニティーを販売するにはブログやSNSから直接の販売では正直厳しい部分があります。
これは月額課金制としていても同じです。
実際に購入する側になったらそうなのですが、
「月額5000円か~。つまり1年で6万円かかるのね。それでその価格分の価値はあるの?」
というくらいの計算は普通にします。
なので、ブログ内のコンテンツだけでコミュニティーに入る価値がある
という予感を与えつつ説得できないと販売ができません。
具体的な売り方
細かいライティングや戦略は個別の記事で紹介しますが、
代表的な例として、以下のような方法が考えられます。
- ブログ→オンラインサロン紹介記事→入会ページ(決済リンク)
- SNS→セールスレター→入会ページ(決済リンク)
②メルマガから販売する
高額(高利益)商品の場合は基本的にはこの方法しかお勧めしていませんが、オンラインサロンやコミュニティーを販売する場合ももちろんおすすめです。
- 高額な場合も成約率が高い
(最終的に利益が出やすい) - ブログ単品よりファン化の度合いが高い状態で入ってきてくれる
(継続率が高い)
- メルマガツール費用が掛かる
- 販売の仕組みを作る必要がある
(ライティング力と企画力のある人でないと売れない)
特にメリットの部分で見逃せないのは、ファン化の度合いが高いということですね。
メルマガやLINEから販売する=あなたのファンになってもらったうえでオファーをかける
ということになります。
当然ファンのほうが入ってくれる可能性は圧倒的に高いということもありますし、何より継続してくれる期間が長くなりやすいです。
月額課金制のサービスの場合は特にリピート率をあげる(失客率を下げる)ということが最も利益を獲得する有力な手段です。
なぜなら、失客率を半分にすると売上が倍になります!
詳しくはこちらまた[@執筆中]を見ていただければと思いますが、それだけ、リピート率が重要ということです。
逆にデメリットの部分はメルマガツールを新たに使うので
その分追加費用が毎月発生してしまします。
とはいえ、メルマガツールも安いプランであれば3000円代から始められますので、充分払える金額ともいえます。(MyASPでは3,300円からです。)
また、販売のスキルを持っている人でないとメールから売り上げるのは
難しいということもあります。
特にここ最近はメールや文章が読まれにくくなっている時代なので、動画などのコンテンツを活用した販売の仕組みを作った経験のある人に協力してもらうか総合的なビジネススキルを高めてから自分で考えて作るしか方法がありません。
とはいえ、最終的にブログから大きな利益を得るためには、高額商品の販売や、高単価なアフィリ案件を制約させる必要があるので、多くの場合はメルマガ販売を習得する必要があります。
具体的な売り方
理論的なことはDRMの説明記事、より具体的なことは事例記事を確認ください。
- ブログ→LP→メルマガ→セールスページ
- SNS→LP→メルマガ→セールスページ
③広告を活用して集客する
広告を活用して販売するという方法もあります。
広告を活用する方法はすでに売れている人メインでおすすめすることが多いのです。
ただし、
- 資金に余力がある人
- 時間をかけずに稼ぎたい
- 速く自分のサービスを世に広めたい
そういう人についてはこの方法を活用していただいています。
広告を活用した方法のメリットとデメリットは以下の通りです。
- 集客がすぐにできる(ブログ・SNS集客をしなくてもよい)
- 規模の拡大が早い(大きな金額の利益になりやすい)
- 赤字になるリスクがある
- 初期費用がかかる
- 広告審査を通すノウハウなど専門スキルが必要
一番のメリットは集客がすぐにできるということですね。
つまり、広告と販売をマスターしていれば最短最速で稼ぐことができます。
売れる見込みがあって提供のキャパが十分であれば、即座に広告を活用することが一番速く大きく儲ける方法といえます。
ただし、デメリットにある通り広告を使うということは赤字になるリスクがあります。
テスト段階ではあまりに大きく広告を打たずに、少額の広告からスタートすることでリスクを減らしつつ運用していきます。
具体的な広告媒体は以下の通りです。
- LINE
- 検索広告(PPC)
- メルマガ媒体の号外広告
これらの広告については、企業やすでに売れていて資金力のある人しか使えないという風に思うかもしれません。
ですが、SNSでの広告についてはターゲットを絞ったうえで小額からでも開始することができます。
TwitterやFacebookの広告が代表的な例です。
比較的まとまっている金額が必要な媒体としては最後の号外広告があります。
これは、メルマガを運営している企業・個人に対して、そのメルマガに
自分の宣伝のためのメールを打つことができるという広告媒体です。
この号外広告は最初から自分のターゲットに近い層が集まっているメルマガ媒体を選んで打つことで確実に反応が取れます。
具体的な売り方例
- SNS広告→LP→メルマガ→セールスページ
- PPC広告→LP→メルマガ→セールスページ
- 号外広告→LP→メルマガ→セールスページ
④プラットフォーム上で集客する
オンラインサロンのプラットフォームを活用している前提になります。
そのプラットフォームを運営している企業が持っている媒体などをつかって
宣伝できることがあります。
noteであればnoteに積極的に投稿するなど、そのプラットフォーム内での活動を通して集客と販売を行うことができます。
まとめ
オンラインサロン・コミュニティー商品の作り方と売り方について一通りまとめました。
オンラインサロン自体は流行りだしてからしばらくたったとはいえ有力なビジネスモデルであることには変わりありません。
また、コミュニティー型のビジネスというのはオンラインサロンという言葉がはやる前から既に実践している人がいて、売れ続けています。
あなたがもし、
- 何かの実績がある
- 特別な人脈を紹介できる
- スキルを教えることができる
という場合はぜひともコミュニティー商品の販売を考えてみてください。