コピーライティング理論

ライティングの準備方法とやり方まとめ(セールスライティング版)

販売のためのライティング準備 何を販売するか、どう調査するか
荒井

こんにちは!

Webコンサルタント/セールスコピーライターの荒井(⇒プロフィール)です^^

「コピーライティング(セールスライティング)をする前に必要な準備にはどういうものがありますか?」
「ライティングに着手する前には具体的にどのような準備をしていますか?」

ということを知りたい人のために、コピーライティングをする前段階に必要な準備を紹介します。

準備は大きく分けて2つの工程でやっています。

  • 販売する商品を決める(最初から決まっていることもあります)
  • 商品から必要な材料を引き出す

について具体的に説明していきます。

  • 売れるライティングは準備が9割
  • 準備で作ったメモを材料として文章を執筆する

ブログから販売する商品を決める方法

SALEと書かれたショーウィンドウ

現在ブログを運営しているかと思いますので、運営しているブログから何を販売するかを決めるということになります。

手順は以下の通りです

  1. 分野を決める
  2. 具体的商品を決める

となります。

この2つについて順番に解説していきますね。

①分野を決める

現在のブログのコンセプトを度外視することになる場合も含めて、以下2点のどちらかで決めてください。

  • 自分が過去に悩んだことや課題を解決した分野
  • 自分が過去にお金を稼いだ分野

まず、最初に自分が過去に悩んだことや解決した分野については販売する商品選びに必要な要素です。

また、現代においてはたいていの悩みはお金使うと解決できてしまう部分が強いので、単純にお金を稼いだ分野というのは商品を決めるうえで有効になります。

上記2つについて具体的には、以下の分野があります。

  • 人間関係・コミュニケーション
  • 出世・昇給・転職
  • 恋愛・結婚
  • 趣味の上達方法
  • 節約法
  • フリーランス・ノマドワーカー
  • ダイエット
  • 美容
  • etc

これらについて、最低でも10万円以上払うに値する経済価値があるかどうか?という部分が商品選定のポイントになります。

稼ぐ・稼げる系の商品がわかりやすいのは

10万円以上稼いだ=10万円払うに値する経済価値

と直接的に考えることができるからです。

課題・悩みを解決していない場合は商品は売れないと思ってください。

もし、現時点で悩みを解決していない場合は「実践記」として解決できるまで情報発信し続ける等、時間をお金が必要になります。

解決できていない「実践記」はファン化はできても販売は不可能くらいの認識でいてください。

このサイトで紹介している「次世代起業家育成セミナー」は例外的に様々なジャンルからでも販売できます。

理由は、代表講師自らがあらゆるジャンルで実績を出していながら、そのノウハウや考え方をセミナーなどでコンテンツ化されているからです。(しかもほとんどのジャンルが無料)

具体的には以下のジャンルでも販売可能です(実績もあります)

  • 起業・経営
  • 営業スキル
  • ライティングスキル
  • 自己啓発
  • 恋愛
  • 子育て・教育
  • ボディメイク
  • 物販
  • アフィリエイト

これだけあらゆるジャンルが網羅されていると、とにかく何らかの実績があり、そのために必要なコンテンツとして紹介できます。

そのため、スクールを体験して(可能であれば有料込みで学びきって)しまえば、販売・アフィリエイト可能です

②具体的商品を決める

自分が販売する商品を決めるにあたっては以下の通りです。

  • 自分が解決に使った商品・サービス(アフィリエイトする)
  • 紹介できる商品がない場合はノウハウ・コミュニティ・コンサル商品を作る(ECサイトで買える商品しかない、高額商品を使わなかった等)

アフィリエイトの場合は、報酬額ではなく自分が実際に使っておすすめできる商品かどうかで選んでください。

当たり前ですが、使っていない商品を紹介しても売れることはほぼありません。

実際、「○○のおすすめランキング」という記事を書いているブロガーさんがいますが、

収益報告を見てみると、

過去にそのブロガーの人が活用していた商品やサービスだけが売れていることがほとんどです。

紹介(アフィリエイト)する商品がない場合は、自分で商品やサービスを作れるチャンスです。
(特に、即着手できるコミュニティーやコンサル型サービスから展開していくのがおすすめです)

この場合は、Amazonなどの通販で買えるものは手段の一部にしかならず、悩みの解決策と言いずらいです。

解決策はあなたが教えたり、コーチングしたりということになります。

例えば、受験勉強で実績がある人が、塾や予備校を使わずに独学で合格した

という実績があるとします。

その場合は勉強法のコーチングビジネスができます。
実際そういうサービスで成功している人何人もいます。

ライティング準備、調査

パソコンとコーヒーカップとスマホとメモが置いてある机の画像

冒頭のポイントにライティングは準備が9割ということを書いていましたが、それは僕自身の体感としてそう思います。

というのも、僕自身はライティングの前にお客さんに丸1日以上はヒアリングして、

  • 人柄
  • これまでの人生
  • 信念
  • 作ろうとしている商品
  • お客さんに実現してほしい状況
  • etc・・・

というのをしつこいくらい聞いています。

そうして、聞いた後のメモを活用して説明文章を書いた後、お化粧できそうな部分を検討して完成させるという流れになっていることが多いです。

(今は流石に慣れてきたので最初からお化粧した文章を書けるようになっていますが、初期はあとからお化粧を考えてたので今の倍くらい時間がかかっていました^^;)

なので、商品を決めた後にもう一度調査を挟むようにしましょう

①課題を解決する前の自分の状況を振り返る

要するに過去の自分でペルソナ設計を行うということです。

過去の自分を客観的に振り返って以下の項目を書き出していきます。

  • 性別
  • 既婚or未婚
  • 職業
  • 収入
  • 貯金
  • 趣味
  • 平日の過ごし方
  • 休日の過ごし方
  • 仕事の不満
  • 嫌いな人
  • 一番悩んでいること
  • そのほかの悩み(できるだけ多く)
  • 悩み解決のためにしている行動
  • 悩み解決にならなかった行動

とこれだけの項目をメモとして書きだしていきます。

これだけの項目を書いていくことで、過去の自分のことを客観的にみることができます。

客観的にみることによって、過去の自分に対してアドバイスするような文章を書きやすくなります。

②課題を解決した商品のメリットデメリットを確認する

単純にメリットとデメリットを書くというだけでは不十分なので、以下の通り書いていきます。

  • 異業種と比べた時のメリット・デメリット
  • 同じ種類の商品と比べた時のメリット・デメリット

異業種と比べた時のメリット・デメリット

異業種というのは自分がこれから販売しようとしている商品に対して、お客さんが代わりに検討するであろう別種類の商品です。

言葉ではイメージできないので、具体的に例を挙げると

「お金を稼ぐ」→投資、アフィリエイト、せどり、起業

「結婚したい」→結婚相談所、お見合い、恋活アプリ

というように、目的が同じでも取りうる商品の種類はいくらでもあります。

例えば、先ほどの「お金を稼ぐ」の場合で「起業」という選択肢のメリットは

  • 大きく稼げる
  • 自由にビジネスをできる
  • 社長になれる

ということが言えると思います。

逆にデメリットは

  • リスクが高い
  • 失敗すると借金を背負う
  • 忙しい

というのが出てくると思います。(実際はちがいますがあくまで一般的なイメージを言うとこうなります。)

このように、ほかの業界と比べたメリット・デメリットを書き出していってください。

同じ種類の商品と比べた時のメリット・デメリット

同じ種類とは、同じ性質をもった商品ということです。

先ほどの「起業」という手段に関連する商品を例に出すと

経営大学院(MBA)、起業塾、コンサルティング

というように、手段を選択しても、そこから先の具体的な解決策にはさらに競合がいます。

この中で、「起業塾」を選択した場合のメリットは

  • 価格が他より安い
  • オンラインでも学べる
  • 指導者の実績が高い(※商材による)

逆にデメリットとしては

  • 学位をもらえない
  • 人脈が作りにくい

といったものが考えられます。

ここまでの内容をまとめておくことで、魅力的な商品紹介の材料がそろいます。

③販売戦略の確認

販売戦略の考え方については別の記事で書いていきますのでお待ちください!

販売戦略はライティングを行う上で商品以上に重要といえます。

ライティングは販売戦略に従って行うものだからです。

では、戦略のどの部分を確認すべきかというのが、以下の通りです。

  • 商品価格
  • 販売ステップ
  • どこから集客するのか?

上記について順番に解説していきます。

商品価格

まず最初に確認するのは商品価格です。

商品価格を確認する理由は、

投資対効果をどれだけ詳細に説明する必要があるか?

ということを判断するために確認します。

商品価格の具体的な目安は以下の通りです。

  • 1,000~5,000円:おすすめポイントやコスパ等
  • 5,000~10,000円:手に入れた後の未来を想像させる
  • 10,000以上:価値観から教育しなおし、説得する

簡単に言うと、価格が安い場合はそれほど時間をかけなくても売れますが、価格が上がるにつれて説得の時間が必要になってきます。

後述しますが、5,000円未満であれば直接販売、10,000円以上であればメルマガ等で2ステップで販売すべきです。

直接販売するか2ステップで販売するか?

直接販売というのは、

  • 自分のブログから直接アフィリエイトする
  • 自分のサイト内にセールスページを置いて販売する

ということを言います。

ブログやサイト内でその商品の紹介記事へのリンクを付ける記事を確認し、どのようなページを経由してくる人が多いのかを確認しておきます。

2ステップ販売というのは

販売する前にメルマガやLINEなどのコミュニケーションを通して販売するということです。

2ステップで販売するのは、通常、10,000円以上の高額商品となります。

2ステップで販売する場合は以下の点を確認します。

  • どのようなプレゼントを配るのか?
  • プレゼントの魅力は何か?
  • プレゼントで伝えきれない価値観は何か?

これらを全てメモしておいてから、販売ページ・メルマガ・LPのライティングに取り掛かります。

どこから集客するのか?

集客経路によって集まる人が変わってきますので、当然刺さる言葉も変化します。

具体的には以下のことを改めて確認する必要があります。

  • 集客するブログに集まっている人
  • 広告の掲載場所

集客予定のブログに集まっている人と解決できる悩みが一致していない場合はブログか商品を変える必要があります。

広告の掲載場所がターゲットとしている人のいない場所では販売することは不可能です。

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