こんにちは!
ライターの荒井です。
セミナーを開催することになったけど組み立て方がわからない
セミナーで稼いでいる人ってどうやってセミナーを作っているの?
満足度が高いセミナーのテンプレートみたいなものってない?
という疑問に対して答えていきます。
- セミナー構成の組み立て方をまとめました
- セミナー構成の組み立て方の典型パターンを紹介
- セミナー構成の組み立て方の注意点
記事の信頼性
無名の状態からセミナー講師を起点として稼がせた経験があります。その時にセミナー満足度90%越えを達成したノウハウを書いています。
1.セミナー構成の組み立て方をまとめました

- 参加者の悩み・課題確認
- ベネフィットを定義する
- 問題点を確認
- 伝えるノウハウを棚卸
- 論理構成に従い並べる※
上記の順番でセミナー構成を組み立てていきます。それぞれについて解説していきます。
①参加者の悩み・課題確認
最初に自分のセミナーにどんな悩みや課題を抱えた人が来る(来てほしい)のかを改めて確認します。
当たり前ですが、セミナーとはノウハウを提供してお客さんの問題解決する場です。
例えば、モテない男性に向けた恋愛セミナーの場合は以下のことを検討します。
- 女性と付き合いたいのか?
- 女性から愛されたいのか?
- 結婚して家庭を持ちたいのか?
一見似ているようですがこれらは全て違う悩みや課題です。
当然、それぞれセミナーの内容を考えると違った構成になります。
そのため、必ずこの参加者の悩みや課題を最初に確認する必要があります。
②ベネフィットを定義する
先ほど参加者の悩み・課題を確認したらその参加者があこがれる状態を考えます。
セミナー中で改めて目指すべきところを示す必要があるからです。
具体的には、以下の通りです。
「女性から愛されたい」→「真面目で清楚な女性と付き合って愛し合っている」
このように、参加者が抱えている課題から具体的にベネフィットがかなった状態をイメージ化しておきます。
③問題点を確認
セミナーに参加している人がベネフィットを得られない理由を確認しておきます。
セミナー中に問題点を示し、解説するノウハウに価値を感じてもらうためです。
先ほどからの例で示すと以下の通り
女性から愛されないのは、異性として魅力を感じてもらうために必要な「人間力」の正体とその磨き方を知らないからです。
このように、参加する人の問題点を共有することで真剣にセミナーを聞いてもらうことができます。
④伝えるノウハウを棚卸
先ほどの問題点を解決するために必要なノウハウを全て列挙します。
ノウハウをもれなく伝える必要があるからです。また、一度棚卸しておくと重要な部分を整理して伝えることができるからです。
これについても先ほどの例で言えば次の通り
- 出会い方
- 初デートのふるまい
- トーク内容
- etc
上記のように棚卸すると数がすごいことになりますが、根気強くやらないとお金を稼げるセミナーにはなりません。
⑤論理構成に従い並べる※
これについては、あれこれ解説するより、次の典型パターンを参照頂く方がわかりやすいかと。なので以下をご確認ください。
2.セミナー構成の組み立て方の典型パターンを紹介

- セミナー全体像の説明
- 自己開示+夢・目的
- 問題点(啓蒙・恐怖性)
- ノウハウ1
- ノウハウ2
- ・・・
※以下、ノウハウを出し尽くすまで時系列でノウハウが続く
上記の通りです。先ほどの手順を全て実施した後は内容を並べるだけです。
それぞれの内容について深堀します。
①セミナー全体像の説明
- セミナーで何を得られるか?
- セミナーの各章で何を話すか?
というセミナーの概要を最初に話すようにしてください。
最初にこれを話すことでセミナーの価値を再確認し、興味を持ってもらうことができます。
②自己開示+夢・目的
- 自己紹介+実績紹介
- 参加者のベネフィットを見せる
上記の通り。
重要なのは、実績をアピールすることと、ベネフィットを見せることです。
ここでさらにセミナーの価値を繰り返し理解してもらう必要があるからです。
とにかく価値を理解してもらうように徹底した説明をしてください。
そうすることでようやくセミナー中に居眠りされなくなります。
③問題点(啓蒙・恐怖性)
- 参加者がうまくいかない理由は何か?
- 何を解決すればうまくいくのか?
上記の通りセミナー参加者がうまくいっていない理由を説明します。
この問題点を解決する方法がこの後で述べるノウハウになります。
④ノウハウを時系列で並べる
理由は以下の通り。
話を理解してもらいやすい
ノウハウに漏れが出にくい
例えば、夫婦が結婚するまでの流れを説明する場合は、
「出会い」→「付き合うまで」→「付き合ったあと」→「結婚」
という流れが自然に理解しやすいですよね。
このように、時系列で説明するというのはセミナーでも有効です。
3.セミナー構成の組み立て方の注意点

- 骨格から作る
- ノウハウを全て伝える
- 章タイトル・セミナー名は最後に考える
- 章の数は7つ以内を意識する
上記の通り。順番に解説していきます。
①骨格から作る
伝えるべき要素や重要な部分を決めていないと、内容に漏れが出てしまうからです。
特に、骨格を作らずに資料作りを始めたり、アドリブを大量に入れてしまったりするとセミナーが成り立たなくなります。
そのため、必ず骨格を作ってください。
②ノウハウを全て伝える
単純に出し惜しみすると満足度が下がってしまうからです。
特に、セミナーで稼ぐとなると以下の2通りがメインとなるので満足度が下がるのは致命的です。
- セミナーをコンテンツ化して販売
- セミナー後にバックエンドを販売
出し惜しみをしてしまうとバックエンドは当然売れませんし、コンテンツ化してもクレームにつながってしまいます。
③章タイトル・セミナー名は最後に考える
章のタイトルとセミナーはコピーライティングの観点でつけないといけないからです。
そのため、流れとしては次の通りです。
- 各章の概要を並べる
- 資料(スライドや原稿等)を作りこむ
- 内容を見てキャッチコピーを考える
上記の流れでタイトルを作成したほうが魅力的になります。
何より、名が体をなすようになりますのでお勧めです。
④章の数は7つ以内を意識する
ノウハウを出し惜しみしないといっても7つ以上の章に分かれてしまうと理解するのが大変になります。
これはマジカルナンバー7という、要素をまとめるのは最大7つにすべきという原理原則が理由です。
8章以上になる場合は、たいていどこかの章を統合できるはずです。