コピーライティング理論

コピーライティングとは?ブロガー向けの学習ステップと学び方も合わせて解説!

コピーライティングとは?学習法と執筆ステップ
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こんにちは!

Webコンサルタント/セールスコピーライターの荒井(⇒プロフィール)です^^

「ブログを書いていると”コピーライティング”という言葉がよく出てくるけど、どういうこと?」
「広告代理店でもないのに何で”コピーライティング”が必要なの?」

という疑問を持っている人に向けて、

  • コピーライティングとは何か?
  • ブロガーが学び、実践するべきコピーライティングとは?
  • コピーライティングの学習ステップ
  • コピーライティングの執筆ステップ

について解説していきます。

1.コピーライティングとは何か?

コピーライティングのイメージ

コピーライティングとは、一般的には以下の2つの意味で使われています。

  • イメージコピー
  • セールスコピー

これら2つについてまずは解説していきます。

イメージコピーとは

イメージコピーというのはポスターや企業の広告で良くある一言のメッセージです。

具体的には

そうだ、京都いこう-JR

-JR東海 テレビCM キャッチコピー

あたりが有名です。

イメージコピーは受け取る人に何かを気づかせたり、テンポのいいフレーズで頭の中に言葉を残したりするものです。

目的は行動を起こしてもらうのではなく、イメージを想起させたり、気付きを与えるということになっています。

例えば、上記の例は、新幹線ができたばかりの時に「思い立った時にすぐ京都に旅行できるようになった」という気付きを与えることができます。

このようにイメージコピーは行動を直接的に促したり、販売したりするものではありません。

セールスコピー

セールスコピーとは、販売のための文章の事です。

つまり、ブロガーやネットビジネス実践者が学ぶべきコピーライティングはこちらということです。

このブログで取り扱うコピーライティングは全てこちらのセールスコピーとなります。

セールスコピーは情報商材の販売ページに書かれている文章や、メールマガジンで書かれている文章がそれです。

例えば、こんな感じのやつです。

セールスレターの例

上記は僕が実際に書いた男性向け恋愛指導サービスのコピーです。(このセールスレターで50万円のサービス商品が成約率6%で実際に売れています。)

男性の欲望をあおっていたり、いろいろと怪しい感じで、女性は不快に感じる部分はありますがこれくらい人の欲求を突き刺す文章となります。

ブロガーやネットビジネスを実践している人に必須となるのはこのセールスコピーの技術です。

セールスライティングの技術を磨いて、

  • 販売ページの制作
  • メールマガジン(ステップメール)の制作
  • ランディングページ(LP)の制作
  • 収益化記事の制作

をそれぞれしていきます。

SEOライティングについて

ブロガーが一番意識するのはSEOライティングについてですが、以下の理由からSEOライティング単体で学習するのはおすすめしません

  • プロでさえ結論は「わからない」と言っている
  • 検索意図を理解したコンテンツを作る力のほうが重要
  • 心理学、マーケティングを意識したほうが価値あるコンテンツを作りやすい
  • 結局は書いて、結果が出るまで分からない

つまり、マーケティングや心理学の知識を入れて、実践(執筆)を繰り返して肌感覚でスキルを磨く以外にそもそも方法がありません。

2.コピーライティングの学習ステップ

学習ステップのイメージ

コピーライティングを学習する方法や進め方について興味を持っているかと思いますので、僕自身も実践したおすすめの学習ステップを以下の通り紹介します。

コピーライティング学習ステップ
  1. 構成要素を理解する
  2. 実際に売れているコピーライティングを分析する
  3. 売れているコピーを写経する
  4. 読書と執筆を繰り返す(この時点から実践開始)

上記の通り学習していくことで僕は実際に商品を販売できるスキルを身に着けました。

具体的には、

  • 1か月で2万円の情報商材を100本(成約率16%)で販売
  • 50万円のコンサルサービスを6契約(成約率6%)で販売

というスキルを身に着けることができましたので、ぜひ参考にしてくださいね!

①構成要素を理解する

実際に売れているセールスレターを分析したり、ノウハウ本を読んだりしてもいいのですが、「人の説得」という観点で構成要素を以下の通り理解しています。

人を説得する流れ
  1. 興味を持ってもらい、文章(コンテンツ)に引き込む
  2. 読者に信用してもらう(価値提供や権威性など)
  3. 夢を見せて目的とゴールを共有する
  4. 問題点を啓蒙し、現状維持リスクを自覚させる
  5. ゴールへの道を阻むものを教え、解決策(商品)に導く
  6. 投資対効果を説明し、メリットを感じてもらう
  7. 期間・選択肢を絞り、決断を迫る
  8. 実績や感想、QA等で不信感をなくし安心させる
  9. 機会を逃すと失われるものを説明し、最後の後押し

これらの要素を順番に説明されたときに人は商品を欲しがるようになります。

この構成要素は僕が学習した起業スクールで教えられたないようを基にして、セールスレターとステップメール共通の概念として僕が再構成した内容です。

上記の内容は、セールスレターはほぼそのまま目次として使っても大丈夫ですし、なんなら対面のセールスでも使えます。

ぜひ、上記の構成要素を頭に入れておいてください。

②実際に売れているコピーライティングを分析する

先ほどご紹介した構成要素の理解を深めるためにも、コピーライティングとはどのようなものかの理解のためにも、要素を理解した段階で実際に分析してみてください。

具体的には以下のやり方をお勧めします。

  • このサイトにあるセールスライティング実例(※順次追加予定)を分析する
  • 起業スクールやセミナーなどで実績ある素材を受け取る
  • ASPからセールスページをチェックして「欲しい」と思わされたものを分析する

このサイトでは実際に結果を出し、さらに掲載許可をいただいたセールスライティングの実例を今後も順次アップし続けていきます。

実績のあるものを掲載していくので、是非役に立てていただければと。

2番目は僕が学習した流れそのものです。起業スクールで実際に年間3億円以上を販売した、トップレベルのセールスレター&メルマガを分析しました。

セールスレター自体は、いくらでも実例を見ることができるのですが、実績のあるレターを執筆者本人の口から解説されたうえで分析しなおすことができるのは無料では得られない学びです。

最後はどうしてもお金をかけたくない人向けですが、率直に言って遠回りなのであまりお勧めしません。

③売れているコピーを写経する

要素を理解した、売れているレターを分析した。これで一通りの知識はインプットされたはずです。

次にやるべきなのは、スキルを身に着けることになります。

スキルを身に着ける一番の近道は、写経(文章をタイピングで書き写す)をすることです。

なぜ、この写経をする必要があるかというと、

  • 文章のテンポや勢いを肌で体感するため
  • 売れる文章を体で理解し、頭に刻み付けるため
  • 良質な文章を書ける手癖を付けるため

ということです。

これはブロガーの間で、ブログを書くということがスポーツと同じく、「毎日練習して(書いて)スキルを磨くもの」と言われていることと同じです。

セールスライティングも肌で体感し、体で理解して、手癖を付けてようやく身につくものです

ですので、売れているコピーを分析したらそのまま、メモ帳を開いて写経をしてください!

写経量の主な目安は10万文字(セールスレター2~3通ほど)です。

前提条件として、ブラインドタッチを習得している必要があります。ブラインドタッチができていないと良質な手癖を付けることができません。

④読書と執筆を繰り返す

ここまで学習を完了したら、いよいよ執筆です。

ブロガーの皆様であれば、アフィリエイトする商品を紹介する記事から練習してみてください。

最初は通常のブログ記事とは違う考え方で書く必要があり、戸惑うかもしれませんが、書いているうちに慣れてきます。

慣れてきたら、紹介記事をリライトしたり、メルマガ(ステップメール)を書いてみたりして、どんどんスキルを磨いていきましょう。

注意点として、執筆と並行して必ず読書も行って下さい。

コピーライティングとは、文章でお金を稼ぐプロの仕事です。インプットを継続していないと良質な文章は作れません。

なぜなら、人を説得するための手段は

  • イメージを想起させる文章
  • ストーリー
  • 言い回しのテクニック
  • etc

と、あらゆる方法があります。

それらの知識や実例を引き出しとして持っていればいるほど売れるコピーが書けるようになります。

ぜひ、テクニック系の書籍だけではなく、小説やマーケティング等様々なジャンルの書籍を読み進めていってください。(このサイトでおすすめしている書籍でもいいです。)

以上がコピーライティングの学習ステップとなります。

最後のステップで実践してみるという話になりましたが、その実践について以下の通り具体的なステップを紹介していきます!

3.コピーライティングの執筆ステップ

ステップのイメージ

コピーライティングの執筆ステップは大きく分けると、

  • 準備
  • 執筆

の2ステップとなります。

ステップは2つなのですが、実際にコピーライティングをやってみると準備が9割、執筆が1割という感覚になります。

なので、意識していただきたいのは「セールスライティングは準備で全て決まる」ということです。

①準備

準備の段階で確認するのは以下の通りです。

執筆準備一覧
  1. ターゲット、読者の確認
  2. 商品の確認(ベネフィット、メリット、デメリット)
  3. 戦略の確認(どのようなルートで販売するか?)

※DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)で販売する場合。コンテンツは6割以上の完成度のものは用意してから執筆してください。

これらの項目について順番に解説していきます。

「①ターゲット、読者の確認」と「②商品の確認」は逆転することもあり得ます。
高単価で稼ぎやすそうなアフィリエイト案件が出てきて新たにブログやメルマガを立ち上げる場合などです。

ターゲットと読者の確認

現在運営しているブログの読者や、誰(どんなターゲット)に向けて課題解決をするのか?

ということを考えます。具体的には以下の通り読者やターゲットを可能な限り想定するということです。

とこんな感じで考えます。(上記は僕が恋愛サービスの販売を手伝ったときに考えたターゲットです。)

既にブログを運営している人はアクセス元や検索キーワードからもう一度考えてみることで、売るべき商品が見えてくることもあります。

商品の確認(ベネフィット、メリット、デメリット)

次に販売する商品を確認します。具体的にみるべきポイントは以下の通りです。

  • その商品を使って実現できることは何か?(ベネフィット)
  • その商品の具体的な利点は何か?(メリット)
  • その商品の競合となるものは何か?(広義の競合と狭義の競合)

ということなのですが、もう少し深堀していきます。

実現できること(ベネフィット)とは、その商品を手にしたことによって満たすことができる欲求は何か?ということです。

例えば、恋愛でモテるということでも、「性欲を満たすことができる」のか「異性から愛されることができる」のかでアピールの仕方が変わってきます。

つまり、ブログ、メルマガ、セールスレターなどに共通して通すべきメインコンセプトをここで判断します。

次に、具体的な利点(メリット)とは、その商品を手にして直接的に何が得られるのか?ということです。

これは商品説明部分やブレット(箇条書き)で活用することが多いポイントです。事前にメリットを書き出しておくことで魅力的なブレットを書くことができます。

最後に、その商品の競合となるものは何か?ということですが、ここで言う競合とは、

  • 異業種や別のサービスで目的を達成する競合となる広義の競合
  • 同業種の中の別商品という狭義の競合

という二つを確認してください。

例えば、お金を稼ぐことが目的なら、投資、ネットビジネス、ギャンブル等がおたがいに広義の競合になります。

ネットビジネスを教える教材なら、同じような教材を出している別の人が狭義の競合となります。

この二つの競合を確認して、それらと比較した時のメリット・ベネフィットで何をアピールすればいいかをチェックしていきます。

メリットとベネフィットの定義は人によっては逆で解説していることもあります。
このサイトでは2020年6月現在でそれぞれ検索した結果多かった説明から定義しています。

戦略の確認

先ほどターゲットと商品を決めていきましたが、ここからはどのような戦略で販売していくかということになります。具体的には以下を確認します。

  • 商品の価格はどのくらいか?
  • メルマガを活用するのか?直接販売するのか?
  • (メルマガを使う場合)どんなプレゼントを配るか?
  • どこから集客するのか?

これらを確認して、どんな文章を書けばいいのかを判断します。

この戦略についてはここだけでは説明しきれませんので別の記事で解説しています。そちらも確認してください。

②執筆

ここでようやく執筆になります。

執筆についてですが、執筆の順序と、執筆のステップそれぞれおすすめを紹介していきます。

まず、執筆の順序なのですが、販売に近い順番から順番に書いていきます。

つまり以下の通りの順序になります。

執筆する順序
  1. セールスレター
  2. メルマガ(ステップメール)
  3. ランディングページ(LP)
  4. LP誘導目的のブログ記事執筆・リライト

なぜ、この順番から書いていくかというと、販売に近い部分を書くときに全体の企画詳細が決まっていくからです。

独自商品の場合であれば、セールスレターを書いていくうちに価格が決まっていくということは良くあることです。

メルマガを書いているうちに、プレゼントに追加で必要な要素が見えてくることもよくあります。

なので、企画は6割くらいの精度まで来たら、とにかく書いてみる必要があります。

次に執筆のステップを紹介します。

執筆のステップ
  1. 設計(要素を順番に並べる)
  2. 要素を構成する内容の箇条書き
  3. 箇条書きを説明文章にする
  4. 説明文章を装飾する

執筆のステップはセールスレターやメルマガ等、媒体によってある程度の違いはありますが、大まかに言うと上記の通りとなります。

なれてくると、上記を意識しなくても書けるようにはなりますが、初めての場合は上記のステップで書かないと、必要な要素のヌケモレや伝わらない文章になりかねません。

設計(要素を順番に並べる)

設計というのは、セールスレターならこの記事の上のほうでも書きました以下の「人を説得する流れ」を順番に並べていけば大丈夫です。

人を説得する流れ
  1. 興味を持ってもらい、文章(コンテンツ)に引き込む
  2. 読者に信用してもらう(価値提供や権威性など)
  3. 夢を見せて目的とゴールを共有する
  4. 問題点を啓蒙し、現状維持リスクを自覚させる
  5. ゴールへの道を阻むものを教え、解決策(商品)に導く
  6. 投資対効果を説明し、メリットを感じてもらう
  7. 期間・選択肢を絞り、決断を迫る
  8. 実績や感想、QA等で不信感をなくし安心させる
  9. 機会を逃すと失われるものを説明し、最後の後押し

メルマガの場合は、送るメールごとにこれらの要素をできれば順番に並べていきます。

「順番を必ず守らなくてはならない」「一つのメールに1要素」ということはありません。

メールでは自分の体験談やストーリーを書くことが非常に多いですが、それらの体験談やストーリーによってはいろんな要素を含んでいるはずです。

大事なのは全ての要素を漏らさずに伝えきることです。

極論すれば、一通のメルマガと1つのプレゼントで要素を全て違和感なく満たすことができたら最高なのです。(ほぼ不可能ですが)

LPについては、9つの要素全ては必要ありません。

最優先は興味を持ってもらうことです。

要素を構成する内容の箇条書き

先ほど構成要素を順番に並べたことで、ブログで言う大見出しがそろった状態です。

ここから、さらに個別の要素を伝えるためのストーリーや、文章展開が必要となってきますので、それを設計します。

この設計の考え方の例は、以下の通りです。

  • ストーリーなら導入⇒時系列で並べる
  • 説明なら主張、理由、結論で並べる

文章のトーンや伝えたいことと狙いなどによっては変わってきますが基本的にはこのような流れで設計していくことで後々作りやすくなります。

箇条書きを説明文章にする

先ほど書いた箇条書きをいったん説明文章にします。

ここで説明文章を経由する理由は、伝えるべきことを伝えきるためです。

僕自身もそうでしたが、文章執筆に慣れていないうちからいきなりキャッチコピー的な文章を書こうとすると、まったく伝わりません。

なのでまずは十分に説明が伝わる文章を書くところからスタートするのがおすすめです。

説明文章を装飾する

最後に説明文章を装飾します。

いくらメリットやベネフィットが魅力的でも伝え方がいまいちの場合は魅力的に伝わることはありません。

装飾のポイントは

  • 具体的に場面を五感でイメージさせる
  • 欲求を刺激する表現にする

といったことがポイントになります。

例えば、

「風呂上がりにビールを飲む」

よりも

「熱いシャワーを浴びて火照った体とカラカラに乾いた喉で、グラスが凍るほどキンキンに冷えたビールののどごしを楽しむ」

という表現のほうがビールがおいしそうに見えませんか?

このように、より具体的で生き生きとしたイメージで文章を伝えることによって商品がより魅力的になります。

先ほど書いた説明文章の中で、特に魅力的に伝えたい部分をイメージや五感に訴えかけるように変えていくと売れる文章になっていきます。

まとめ

コピーライティングについて一通り全体的な話をまとめてみました。

もっと個別の内容についても興味をもってもらえたなら、ぜひ読み進めてもらえればと思います。

ちなみに、この記事で紹介しているノウハウや考え方のもととなっているのは僕が学習した起業スクールで全て学ぶ事ができます。

気になる人はのぞいてみてください。

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